家庭的保育のプロと呼ばれるチャイルドマインダーの資格とは
保育士、幼稚園教諭といった大人数の保育、教育を行う施設ではなく、少数の子供の保育をしたいと思う方も多いと思います。
チャイルドマインダーは日本で歴史が浅いのですが、1施設5名以下という少人数制で1名のチャイルドマインダーが対応する人数は年齢によって違いますが、1名から3名と、きめ細やかな保育ができるといわれている資格です。
大人数ではない少人数の保育となるため、保育を受けるお子さんにとって自分が大切にされていることを実感しやすく、安心して保育を受ける事ができるといわれています。
チャイルドマインダーがお預かりするお子さんの年齢は0歳から12歳まで、この年齢のお子さんたちをきめ細かに保育できる資格として今、非常に注目されている資格です。
チャイルドマインダーの資格取得方法
現在、チャイルドマインダーになるためには講座を受ける必要があります。
養成セミナーには通学、通信講座がありますが、通学の場合でも通常12回の講座を受けることで取得できるカリキュラムなどがあるのです。
子育て経験がある方に向けての講座の場合、さらに講座時間数が少なくなり、全40時間となっています。
このほかにもベビーシッター経験がある方向けの講座や保育士、幼稚園教諭、小学校教諭資格者向けの講座などがあるので、取得されている資格に合わせて講座を受ける事も可能です。
今保育士、幼稚園教諭をされている方もこうした資格を取得することで、働く幅が広がります。
保育園に申請を出し落ちてしまったいわゆる待機児童となっているご家庭でも、チャイルドマインダーとの契約を結び、お子さんを見てもらう等できるため注目されています。
家庭で直接保育を行ったり、自宅を保育室として利用するなど、働き方も様々なので、この先、滞在保育士がこうした働き方を目指すことも多くなるのではないかとも言われているのです。