保育士が給料として貰える「手当」を知ろう

保育士のお給料事情、手当はどんなものがある?

お給料
保育士はお給料が低い・・・と昔から言われていますが、千葉県の場合はそのほかの地域よりも高めといわれています。
しかし保育園は施設によってお給料の額が違うということもあるため、就職、転職、また復職する際には、お給料に関して理解が必要といわれているのです。

お給料には手当などが付きますが、基本給が低いといわれている保育士にとって手当は重要な要素といわれています。
どのような手当てがあるのか?就職転職の前に理解も必要となるのです。

保育士の手当、代表的なものとは?

まず保育士の資格手当がありますが、これは有資格者に与えられる以外に、クラス担任を持っている人に対し出ることもあります。
就職先によってお給料の制度には違いがあり、保育に従事する者として資格手当が付くこともあるのです。

役職手当は一般企業の中でもありますが、保育園の場合には主任、副園長などの役職に就く手当となります。
この役職手当の相場ですが一般的に5万くらいです。
園によっては学年主任など細かく手当をつけてくれるところもあり、手当は保育園の方針や規則によって大きく違います。

通勤手当も正社員の場合はつきますが、上限があるのでどんなに多くても出してくれるということはないようです。
超過分は自己負担となるので園に近いところに暮らす方が安心とも言われています。
長期通勤定期などを利用すればより安くなるので、遠方から勤務されている場合、こうした部分で超過分となる自己負担額を減らすように考えるべきです。

車で通勤する必要があるエリアで駐車場がないという保育園の場合、車通勤の保育士に対し駐車場手当などを支給することもあります。
この辺のことに関しては面接、また雇用の説明を聞くときに質問していく方が安心です。

賞与は必ず支給される?

公立保育園などの場合、基本的に公務員扱いとなるため、賞与は通常支給されます。
しかし私立等の場合、支給義務があるわけではないので事業主によって支給するかどうか決定するのです。
一般的には基本給の1ヵ月分から3ヵ月分くらいといわれています。

この賞与に関しては正社員雇用の保育士が対象となりますが、これも規定があるわけではなく、パートであっても事業主が決めた規定に入っていることで支給となることもあるのです。
ただし、パートに支給するという保育園はそれ程多くないので、これも確認が必要となります。