人数が少ないなりの良さがある!小規模保育園で働こう

小規模保育園、魅力はいっぱいある

子ども4人
千葉でも待機児童に関する問題が各地域で大きくなっており、それに対応するため、自治体も支援などすでに動き出しています。
保育園というと認可保育所や無認可保育所など、色々な保育園がありますが、保育園の中には定員が6人以上19人以下という少人数制の小規模保育園もあるのです。

最近保育士の中にはこうした小規模保育のきめ細かな保育に魅力を感じ、こうした保育園で仕事をしたいと希望する方も出てきています。
大型の園にも大きな魅力がありますが、大型の園で働くことに疲れてしまった方、また滞在保育士が復職する際にもお勧めの施設とも言われているのです。
これから復職しようと思っている方にも、小規模保育園は魅力がいっぱいといわれています。

小規模保育園で働く魅力とは・・・

大型保育園では人数が多いためにぎやかさがありますが、常に「やらなければならないこと」に追われているような気持ちになります。
しかし小規模保育園は子供の人数が少ないこともあり、保育士が保育に余裕を持って取り組むことができるという魅力があるのです。
家庭的な雰囲気がより強いのが小規模保育園の魅力といえます。

大勢の子供たちがいるという事をきかないお子さんも多くなりますし、園の行動スピードについていけない子もいて、保育士としてはその子に関しても時間をとりたい・・と思うジレンマが生まれることも多いようです。
しかし、大勢がいる中でそうした時間を持つことができず、本人がまだできるといっていても、途中で作業をやめさせるなどが必要となることもあります。
小規模保育園の場合、子供たちそれぞれがチャレンジしていることに対し、その環境を作り余裕を持って見守ることができるということも利点です。

子供をじっくり見ることができる時間がある、これは保育士にとっても大きなプラスとなります。
大勢の中で忙しく気づきにくいことも少人数だと、こうしたかったんだ、こうしようと思っていたんだ・・という事に気が付き、子供にしっかり寄り添う保護者の気持ちとより近い気持で保育できることも魅力です。

人間関係に悩むことも少なく落ち着いて保育できる

男性保育士が多くなったとはいえ、まだまだ男性保育士の割合は低いといわれています。
やはり女性社会となっている保育園が多く、そこには複雑な人間関係が生まれることもあるのです。
女性の職場にありがちな派閥のような争いが、少人数保育園は少なくアットホームな雰囲気が多いといわれています。
人数が少ない、だからこそ保育士同士が協力し合いお互いに配慮しつつ勤務する事ができるのです。

またイベントも少人数制の場合にはそれほど大掛かりにならず、準備などが大型保育園よりも少ない、時間もかかりにくいという要素もあります。
お子さんがいる保育士さんは残業がなるべく少なくなるように働きたいと希望を持っている方も多いです。
そんなとき、小規模保育園はとてもいい環境の保育園になると思います。