保育士と幼稚園教諭、手当てには差があるの?
保育士を目指そうか?それとも幼稚園教諭を目指すべきか?今まさに悩まれている方も多いと思います。
幼稚園と保育園、基本的に教育と保育となりますが、今はこの違いが少なくなっている施設も多いです。
しかし幼稚園は教育、保育園は保育の場という違いがあるため、将来の事に関して、どっちに進めばいいのか、悩むことも少なくないと思います。
保育士と幼稚園教諭、その違いはどんな部分にあるのか理解しておくべきです。
幼稚園と保育園、預かり時間もそのほかのことも違いがある
幼稚園は基本的に小中学校同様、土日祝日はカレンダー通り、運動会などがあれば振替休日となりますし、夏休み、冬休みなどの長期の休みもあります。
しかし保育園の場合、年末年始とお盆休み、日曜日が休みとなっているところが多く、施設によっては24時間365日対応、基本的に1年中開いているというところもあるのです。
食事については保育園も幼稚園もその施設によってお弁当、給食、また選択可能なところも出てきています。
幼稚園の場合には基本的におやつ無でお昼のみです。
保育園は認可保育園の場合、園内に調理室があり給食があり、園児はすべて同じ食事をとるということになります。
ただ主食のみ持参しおかずだけ給食提供という施設もあるようです。
また保育園の場合には基本的におやつがあり、延長保育を行う場合には夕方のおやつがでることもありますし、申し込みで夕食を出すところもあります。
幼稚園は通常お昼寝無、保育園はお昼寝があるという違いもありますし、行事の違いも大きです。
幼稚園の行事に関しては通常保護者参加型となっていますし、PTAの会合、保護者会など小中学校と同じような形になります。
保育園の場合には保育園主体の行事となり、保護者は通常仕事を持っている方が多いので、行事を行う際にも、土曜日等の勤務に支障が少ない日程で行うことが多いのです。
法律上でも保育園と幼稚園は違いがある
保育園は厚生労働省の管轄、幼稚園は文部科学省の管轄、つまり法律の上で大きな違いがあります。
幼稚園は学校教育法の元、教育を受ける学校という位置づけとなるため、子供に指導する先生も幼稚園教諭免許状を取得している幼稚園教諭です。
保育園の場合、厚生労働省管轄で児童福祉法によって運営する施設、保護者に成り代わり保育する施設となります。
保育士は国家資格者、幼稚園教諭とは法律上から見ても違うものとされるのです。
預かり時間はバラバラ?保育園と幼稚園の預かり時間の違い
幼稚園というのは満3歳以上、未就学状態の希望する園児が1日4時間程度の教育を受けるところとされています。
基本的には1日4時間程度の保育で、朝9時から午後2時くらいまでです。
お迎え時間が一定であり園バスの利用が無ければお迎えとなりますし、園の行事に保護者が深くかかわることも多いので保護者の付き合いも深いといわれています。
保育園は施設によって預かり時間が違い、24時間保育を行っている施設もありますし、9時から17時くらいまでの保育など、色々です。
働く保護者に変わり保育するという仕事となるため、仕事で遅くなる保護者のために通常の9時、17時を延長したり、早朝保育を行うこともあります。